体操競技の中でも、特に大きな力と技術が求められる「つり輪」。
そんなつり輪で注目されているのが、三重県にある相好(そうごう)体操クラブの金田希一(かねた・きいち)さんです。
2026年9月には愛知・名古屋アジア大会の日本代表として出場し、男子つり輪の予選では14.600点で2位。さらに9月13日に行われた男子種目別メダリスト選手権では、14.500点で優勝しています。
では、なぜ金田さんは数ある体操種目の中から、つり輪にこだわるようになったのでしょうか?
今回は、金田希一さんのこれまでの成績やトレーニング方法、つり輪へのこだわり、そして座右の銘について調べてみました。
この記事でわかること
- 金田希一さんがつり輪に専念した理由
- 金田希一さんの「つり輪へのこだわりがすごい」
- 金田希一さんの主な成績
- 金田希一さんのトレーニング方法は?
- 金田希一さんが普段から大切にしている習慣
- 金田希一さんの座右の銘
金田希一さんがつり輪に専念した理由
今回、金田さんについて調べる中で特に気になったのが、「なぜつり輪なのか?」と気になり調べてみました。
2026年9月の読売新聞の取材で、金田さんは、個人総合で思うような結果が出ず、約2年半前からつり輪に専念することを決断したと語っています。
これは、金田さんを知るうえで大きなポイントではないでしょうか。
「全部の種目で結果を出す」のではなく、自分が勝負できる種目を見極め、そこを徹底的に磨く。
現在の「つり輪のスペシャリスト」という姿につながっているように感じます。
実際、2026年4月の取材でも、金田さん自身が「得意のつり輪で、日本代表に必要だと思われるよう、いい点数を取りたい」と話してくれています。
金田希一さんの「つり輪へのこだわり」がすごい
金田さんがつり輪で特にこだわっているのが、わずかな減点をなくすことです。
2026年のアジア大会を前にした取材では、つり輪の演技について、揺れや手首の向き、姿勢など細かい部分まで意識していると話しています。
そして金田さんが非常に印象的な言葉として語っているのが、
「0.1点をひたすら削り続ける」
という考え方です。
僅差で勝負が決まることも多い体操の世界で、「この減点『0・1』で人生決まる、金メダルと銀
メダルが『0・1』(の差)で決まる時もあるので。その『0・1』をひたすら削り続ける、誰が
見ても点を引かれないようにする、ということにはプライドを持っている」。と語っています。
体操競技では、わずかな点差で順位が変わることがあります。
「技ができればいい」ではなく、
「誰が見ても減点されない演技にする」
ことを追求しています。
引用:dmenu
この細かい部分へのこだわりこそ、金田さんのつり輪の強さの一つなのかもしれません。
金田希一さんの主な成績
金田希一さんの主な成績は次の通りです。
- 2022年 全日本種目別選手権・つり輪 2位
- 2022年 全日本学生体操競技選手権・つり輪 優勝
- 2022年 全日本体操団体選手権 3位
- 2023年 全日本種目別選手権・つり輪 優勝
- 2023年 全日本学生体操競技選手権・つり輪 優勝
- 2023年 鹿児島国体・団体総合 優勝
- 2025年 全日本体操種目別選手権・つり輪 優勝
- 2025年 体操ワールドチャレンジカップパリ大会・つり輪 2位
特に2023年の全日本種目別選手権では、つり輪で14.766点を記録して優勝しています。
さらに2026年9月13日には、男子種目別メダリスト選手権でもつり輪で14.500点を記録して優勝しました。
大学時代からつり輪で結果を残し、その後も専門性を高めていることが分かります。
金田希一さんのトレーニング方法は?
金田希一さんは現在は特にこれといったトレーニングをしていないそうで、ウエイトトレーニングや、ダンベルももたないと話していました。
ですが、毎日の練習で自重の吊り輪の練習が勝手にトレーニングになっているそうです。
金田希一さんの座右の銘は?
金田さんの座右の銘は、
「人事を尽くして天命を待つ」です。
「人事を尽くして天命を待つ」とは、自分にできる努力を十分にしたうえで、結果については天に任せるという意味の言葉です。
技の細かな部分を修正する。
毎日の練習を続ける。
睡眠や食事を整える。
体のケアをする。
そして、本番では自分が積み重ねてきたものを出す。
まさに「人事を尽くす」という言葉につながっているように感じます。


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